​霊能者くまだ登美

​生霊に取りつかれると

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普通に生活をしている中で 「生霊」の存在を認識できる方は　そうは多くはないのは当然です　

そのため　ある程度の期間を見過ごすこととなり　明らかな支障として実感が強まってなお　何の因果か分からないまま生霊による影響は更に根深いものへと転じてしまうのです

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‘心の鏡’のご相談者の中には 実に１０年以上もの間 同じ生霊に憑かれていた方もいらっしゃいました

生霊に付き纏われたときに生じる不都合は様々ありますが

​やはり 殆どの方が体調不良を訴えて来られます　

​続いて多いのは 周囲との人間関係が急に悪化するなど　いずれの場合も  ご本人は思い当たる節はないだけに  その後も事態は悪化の一途を辿ることとなるのです

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この生霊による障りの面倒なところは 必ずしも 生霊の元にある

人間が あなたにとって関わりの深い相手とは限らず むしろ あなたにとって（ほぼ）見知らぬ相手であったりします

ただ  相手にとっても「生霊」を飛ばすことは容易ではなく それが無意識の執念の仕業であった場合にも  実は生霊本人もそれ相応のダメージは受けているのです  ましてや 相手が明らかな執着をもって あなたを付け狙っているとすれば その執着の強い分だけ  相手にも一層激しいダメージが残るはずです

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つまり  その真意がなんであれ 「生霊」に限っては憑かれる人は当然のこと  実は生霊になって付き纏う当人も同様の痛手を負う​ことになり  長引くほど 双方が疲弊するばかりです

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